
カツラのテープがベタベタする本当の理由
朝、カツラを外そうとしてテープの部分に指が触れたら、ネバつきが残る。頭皮も、カツラの髪も、ベースも汚れている。剥がした縁を見ると、うっすらとベタつきが残っていて、洗ってもなかなか落ちない。
- テープを貼った部分だけ、指先がベタつく
- 剥がした後のフチに、粘着剤の跡が残る
- 以前より、テープが効かなくなった気がする
- 「補修テープ」を貼ったまま、裏側を見ていない
- 縫って直してもらったのに、縫い目が肌に当たって痛い
どれか一つでも心当たりがあれば、このページはあなたのためのものです。
「補修テープ」の正体
カツラの接着面が傷んできたとき、多くの方が最初に手を伸ばすのが「補修テープ」と呼ばれる製品です。
よくある2つの対応と、その落とし穴
縫って補強する方法は、損傷した部分を糸で縫い合わせて見えなくするやり方です。見た目には修理が終わったように見えますが、これは表面を塞いでいるだけで、内部の傷みは進行し続けます。根本には手をつけられていません。さらに、縫い目が肌に直接触れる場合、装着中の違和感につながることもあります。
補修テープを貼る方法は、先に触れた通り、サージカルテープ、もしくはそれに類似したものです。「補修」という名前がついているため、多くの方は一度貼ったら剥がさないものだと思い込みます。しかし実際には、剥がすとカツラが傷むため剥がせず、剥がさないと粘着剤が溶け出し続け、ベースネットや髪にダメージを与え続けるという、抜け出しにくい状態に陥ります。だからこそ当社では、誤解を生まないように「片面テープ」と表現しています。
なぜテープが定着しなくなるのか
多くの方は「テープの粘着剤が劣化したから」だと考えます。しかし実際には、粘着剤そのものより先に、カツラの接着面側の素材自体が分解を始めているケースが少なくありません。分解が進んだ面にどれだけ質の良いテープを貼っても、土台側が壊れているため、うまく定着しないのです。
当社の対応方法
BaseGuardEX(BGDEX)は、粘着剤に頼らない発想で作られています。傷んだ接着面そのものに被膜を形成し、面を再生させることで、テープの粘着力に依存しない状態を作ります。表面を塞いで隠すのでも、症状を先送りするのでもなく、損傷している面そのものに直接働きかける方法です。
そして、最終的にカツラの寿命を迎えた理由は、補修した部分の再劣化ではなく、まったく別の部分が経年で寿命を迎えたためでした。直した場所より先に、直していない場所の方が先に寿命を迎える。これは決して珍しい例外ではありません。
装着用のテープにも、同じ悩みがある
ここまでは接着面そのものの補修についてお話ししましたが、日常的にカツラを装着する際に使うテープでも、同じ「ベタつき」の悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
一般的には、装着用テープは1種類から3種類程度しか用意されていないことがほとんどです。しかし、カツラ一つひとつがお一人おひとり違う形で作られるのと同じように、テープが肌に合うかどうかも人によって異なります。汗のかきやすさ、皮脂の量、季節による肌の状態、これらすべてが影響します。
当社では、こうした個人差に対応するため、20種近いテープを取り揃え、体質や使用環境に応じて選んでいただけるようにしています。テープ選びについての詳しい内容は、別のページで改めてお伝えします。
よくあるご質問
補修テープを剥がしたら、カツラが壊れませんか
すでに粘着剤が定着してしまっている状態で無理に剥がすと、ベースや髪を傷めることがあります。ご自身で無理に剥がそうとせず、状態を見た上で判断することをおすすめします。
縫って補強してもらったばかりなのですが、それでも心配した方がいいですか
縫うこと自体が悪いわけではありませんが、表面を塞ぐ処置は、内部の傷みを解決するものではありません。定期的に接着面の状態を確認しておくと安心です。
装着用テープは、どれを選べばいいか分かりません
汗のかきやすさや皮脂の量、季節によっても合うテープは変わります。当社では体質や使用環境に応じて、20種近い中からご提案しています。まずは今お使いのテープでどんな不満があるか、教えてください。
テープがベタベタするのは、テープが古いからですか
粘着剤の劣化だけが原因とは限りません。カツラの接着面側の素材自体が分解を始めているケースも多く、その場合はテープを変えるだけでは解決しません。


