【実話】旧顧客が再来店──変わり果てた姿に

長年ご利用いただいていたお客様でも、ある日を境にぱったりと来なくなるのは業界に長くいるとよくあることです。プライバシー個人情報は後残さず名簿から詳細な技術対応カルテまで一切完全抹消し、今まで積んだ技術詳細データが飛びお客様自身もったいないと思いつつも、お客様の新たな門出に過去は不要です。当社の場合、営業用途に保持することもありません。

1年満たず──再び当社へ。カツラの姿は変わり果てていた

1年も経たないうちに、そのお客様から電話がありました。来なくなった理由は「他社さんの新しい宣伝に惹かれた」とのこと。そこでは「・・ができる」「・・ができる」、夢のようなうたい文句が並んでいたそうです。「連絡しにくかったけれど、カツラ(他社様の)を見てもらいたい」

実際に拝見すると、(どうしたんだその頭は・・)
・髪が絡まり
・縮れて
・切れて
・テカって
・生え際が黄色く変色して
・ベースが波打ち、浮き上がり

まさに“広告で聞いていた理想”とは真逆の姿でした。さらにそのお店では、「もう何枚か必要ですね」「もっと良いカツラありますよ」と次の購入を勧められたそうです。

当社があえて、その手のカツラを販売してこなかった理由がそこ

他社カツラ利用だった多くの方々会って聞く言葉は「宣伝文句は魅力的でも、実際には長持ちしないかつら」当然といえば当然の末路をたくさん見てきました。

だからこそ、当社では販売促進タイプで、実用性の全くない”かつら”に魅力なく一度も販売することはありませんでした。このタイプの販売促進効果の高さに惹かれた業者様は取り扱う傾向です。一度も売らなかった本音の理由はただひとつ──「かつらは自分の体の一部、そう簡単には交換したくない、変わりたくない」顧客心を知っているから

売る宣伝技術が巧妙化する時代、見極めるための3つのポイント

  1. 宣伝文句に「できること」ばかり書かれていないか
     ・・できる・・できる、簡単、などの刺激的な言葉は魅力的ですが、日常使用に耐えられるのだろうか。極めつけの問いは「その後はどうなるのか」
  2. アフターケアや修理は
     万が一の時に「修理できるか」「どのくらいの日数で直せるか」を事前に確認することが大切です。極めつけの問いは「満足できる自然さを2年間キープする条件でかかる総費用」
  3. 実店舗や担当者の経験・資格があるか
     国家資格(理美容師免許など)を持つ担当者が対応しているかどうかをチェックしましょう。極めつけの問いは「理容店か美容店か」

カツラ選びで迷ったときは、まず相談、でも・・こんなことが

各社に相談してきた相談者の言葉に「他社の悪口をさんざん聞かされてまいった」というものが多くある。当社は他社様には全く興味がないのですが、もしも同業他社の愚痴が始まったら、その人だけは要注意と申し上げておきます。極めつけの問いは「貴方は何をどうできるのか」


よくある質問(FAQ)

Q. 「・・できるカツラ」は本当に安全ですか?

A. 該当メーカーに「その後は?」お問い合わせください。答えは控えます。

Q. 広告で見た“自然な生え際”は実現できないの?

A. 該当メーカーにお問い合わせください。比較にならない良い商品があります。

Q. 他店で購入したカツラでも見てもらえますか?

A. 可能です。修理・調整・アフターケアのみのご相談も受け付けています。